レストランでワインを注文するとき、どうしたら良いか分からず、冷や汗をかいている方も多いですね。でも、ご安心ください。つい最近まで私もそうでした。人間は一般的に買い物をする時には心の奥底で、「本当に値段に見合った商品を購入しているのだろうか?」と不安に思っているのものなのです。

レストランの場合は、フルボトルを考慮にいれず、単価の点からグラスのシャルドネやカベルネソーヴィニヨンを注文することもできます。しかしソムリエやウエイターに質問もせずワインを選ぶのは賢い注文方法とは思えません。


レストランで価値の見合ったよいワインを飲むには「知識を持ったお客」になることです。レストラン業界におけるワインリストの価格設定方法を簡単に勉強しましょう。レストランでは、ボトル原価の2倍から3倍の値段がつけられています。ホテルにおいては、倍もしくはそれ以上の価格設定をするところもあります。

レストラン業界ではスライド制を適用することがよくあります。スライド制とは、原価の安いワインほど、値段が高くつけられ、高価なワインにはより常識的な範囲で値段がつけられうます。例えばボトル原価が1本2,000円だったとすると、ワインリストには4500円から6000円という値段で載ってきます。一方、1本20,000円するワインでも、市場で簡単に手に入るものであれば35,000円程度に設定されます。キャッシュフローの関係で値段をもっと抑えるレストランも珍しくありません。以下は、レストランで値段に見合った良質のワインを選ぶ7つの方法です。


1. 白ワインか赤ワインか、どんなワインを飲みたい気分か考えてください。これで選択肢が半分になります。

2. リストの最低価格のワインは選ばないように。残念なことに、一番安いワインはレストラン業者にとって品質よりも価格にメリットがあるために購入されるワインです。そのワインになじみがないのであれば注文しない方が賢明です。というのも、これらはたいてい最も原価を値上げした価格が付いているからです。

3. ボトルの平均価格を把握するために、リストにザッと目を通してください。ほとんどのワインが3,000円台、5,000円台、8,000円台であれば、原価からの掛け率も平均値であろう中間の価格のワインにしてみましょう。

4. レストランの専門料理と同じ国のワインを選びましょう。例えば、イタリアンレストランであれば、よいイタリアワインのセレクションをそろえているでしょう。フレンチレストランやスペイン料理レストランでも同様です。 産地の料理とワインはほとんどが相性がよいものです。

5. ソムリエやウェイターにお勧めを聞いてみましょう。チャンスがあればグラスで注文できるか聞いてみてください。

6. 多く飲む場合はボトルで注文しましょう。二人以上で二杯以上のワインを飲むのであれば、ボトルで注文した方が確実にお得です。

7. ハウスワインを選びましょう。日本は歴史的に見ればまだまだワイン文化が浸透していません。そこで優良なレストラン業者は、ハウスワインには、パフォーマンスが高く比較的適正価格のワインを選ぶ事が多いです。ハウスワインはレストランの顔でもあるので、評判の悪いワインや価格に見合わないワインを選ぶ事はお店の存亡にかかわるからです。

ただし、観光地など一見のお客さんが多い店や、明らかにワインに力を入れていないお店では、この理屈が合わない事もありますので注意してください。アメリカでは「ハウスワインは選ぶな」という意見の方々が多いのです。